お子さんの歯の矯正は、大人の矯正とは大きく異なる点があります。
お子さんの場合、歯が並ぶスペースを確保するため、まず顎の大きさを広げる第1期治療を行い、その後、歯をきれいに並べる第2期治療を行うということです。
第1期治療は6~11歳、第2期は12歳以上が対象年齢の目安です。
インビザライン・ファースト
対象年齢目安6~11歳
インビザライン・ファーストの特徴は、「顎の大きさを広げる」ことと、「歯を動かしてきれいに並べる」ということを同時に行うことができます。
つまり、これまでは別々の時期に行うことが必要だった治療を同時に進めることができるのがインビザライン・ファーストの最大の特徴です。
ただし、インビザライン・ファーストを使用するには、「第一大臼歯が萌出している」などの諸条件をすべて満たすことが必要ですので、まずは当院までご相談ください。
インビザライン・ティーン
対象年齢目安12~16歳
周囲に気づかれにくいインビザラインは、思春期のお子さんも自ら積極的に取り組める矯正治療です。また、ワイヤー矯正に比べるとスポーツや吹奏楽などの部活動や趣味への影響が少ないこと、取り外しができるので歯のメンテナンスがしやすいことも大きなメリットです。
12歳以上のお子さんを対象とした矯正治療インビザライン・ティーンは、治療開始前のコンピュータによるシミュレーションで、生えてくる歯の大きさを予測してスペースを作るため、乳歯がすべて抜けていれば、永久歯が完全に生えそろっていない状態でも矯正治療を始めることができます。
また、インビザライン治療を成功させるには、規定の装着時間を守ることが重要です。 インビザライン・ティーンは装着時間に応じて色が変化するようデザインされていて、歯科医師や保護者の方が、お子さまのアライナー装着時間を視覚的に確認できる機能を使うこともできます。
マウスピースの破損や紛失に備え、インビザライン・ティーンは無償交換ができる保証システムがあるので安心です。