矯正治療をご希望の方には、初回、院長によるカウンセリングを行います。
矯正治療についての疑問や不安など、何でもお尋ねください。
お口の中を拝見し、患者さまのお悩みを伺った上で、現段階でわかる治療方針の概要をお伝えします。

適切な治療計画を立案するために必要な検査を行います。
レントゲン写真、顔面と口腔内の写真撮影、歯型の採取、噛み合わせの診査のほか、患者さまのお口の状態により、むし歯や歯周組織の検査なども行い、正確な診断に役立てます。

検査で集めた資料をもとに決定した治療方針について、院長から詳しくご説明いたします。
むし歯や歯周病など治療が必要だと判断した場合は、さきに治療を行い、口腔内の衛生状態を整えてから矯正治療を開始します。

3D光学スキャナー（アイテロエレメント）を用いて患者さまのお口の中を撮影し、歯列や噛み合わせの状態をデジタルデータとして取得します。
従来のシリコンによる歯型取得ではなく撮影するだけなので、時間もかからず、患者さまのストレスもありません。

歯科医師がコンピュータ上で歯の移動のシミュレーションを行い、患者さまに治療計画をご説明します。インビザラインの場合、歯の動きや最終的な仕上がりなどを実際に画面上でご確認いただけるため、イメージがしやすいと好評です。

者様に治療計画にご納得いただけましたら、アライナーと呼ばれるマウスピース型矯正装置を作製します。
治療完了までに必要なアライナーは米国アライン・テクノロジー社で一度に作製され、まとめて医院宛に発送されます。（およそ3～4週間）

アライナーの装着や取り扱いの注意点についてご説明をした後、患者さまに実際に装着の練習をしていただきます。
以降は、患者さまご自身で次の段階のアライナーに2週間ごとに交換していただくことを繰り返して歯を動かしていきます。

患者さまの症例にもよりますが、治療スタート後は６～８週に1度、ご来院いただき、アライナーの適合状態や歯並びの状態、お口の中の健康状態などをチェックします。
ご来院いただいた際に、次の段階のアライナーをお渡しします。

歯並びも噛み合わせもシミュレーション通りの場合は、最後のアライナーを装着して、治療は完了です。
※シミュレーションと異なり、微調整が必要な場合は、追加のアライナーを作製し、当初に予定した状態になるまで治療を継続します。

歯の後戻りを防ぐために、治療完了後は、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着していただきます。 保定装置は基本、歯の移動にかかった時間と同じくらいの期間、装着することが必要となるとお考えください。